連載:「トホホ書店員はホンと年中無休」(第9回 企画書通過作)
目次
はじめに〜書店とは
第1章 書店の1日
1.朝〜怒涛の雑誌出し
@カレーなる台車さばき
A付録付けの恐怖
B雑誌迷宮
2.昼〜怒涛の電話注文
@出版社の電話対応はピンからキリまで
A電話営業
3.夜〜怒涛のレジ
@怒涛のカバー掛け
Aお客様への入荷連絡
B図書券包装の恐怖
Cそして蛍の光〜閉店
第2章 書店のデキゴトいろいろ
1.ほ、本が来ない……。
@灯台下暗し
A小指の危機
2.その筋のお方たち
@ヤクザ様ご来店
A「右翼」のお方もやってくる
3.摩訶不思議「フェア」色々
@T出版の世界へようこそ
A命がけの金魚すくい
B摩訶不思議ツカイベント
C弱肉強食の取次フェア
4.「大・小」サマザマ
@トホホバイト面接
A許すまじ万引き
B黄金色
Cトイレにまつわるお話
第3章 書店の謎
1.なぜ書店に行くとウンコがしたくなるのか?
2.なぜ雑誌袋のなかには結婚相談所のチラシが入っているのか?
3.なぜコミックはどこもかしこもビニール掛けされているのか?
4.なぜ大きな書店には英会話教室勧誘のお姉さんがいるのか?
第4章 書店の法則
1.「昨日までここにあった本ないんですけど……」
――本は買おうと思った前日に返品される。
@最後の1冊は売れない
A返品しようとすると売れ出す
B返品しようとすると訊かれる・注文が入る
C注文の本はキャンセルした翌日に入荷する
2.立ち読みがジャマ……
3.店員がひとりになったとたんにレジが混み混み……
第5章 本屋の愛すべきお客様たち
1.タイトルわかりません
@クイズですか?
Aツッコミたくてしょうがない
B娘にたのまれたんだけど……
2.書店の“困った”お客様
@メモるひと
Aすわり込むひと
3.嗚呼、教えてクン
@求人誌はキチンと買いましょう
A当方サポセンではございません
Bゲームは自分で解きましょう
4.書店の“可笑しい”ひとびと
@若い衆はつらいよ
Aガイジンさんもやってくる
B寡作な作家に魅せられたひと
Cフライングするひと
5.書店の“風変わりな”お客様
@レジ渋滞させるひと
A週刊誌はどこだ!
6.子供もおじさんもおばさんも元気
@お子様は天使か?
Aおじさん・おばさんは今日も元気
B割り込み・ショートカットは日常茶飯事
C暴走するおじさん
D嗚呼、ヨッパライ
7.かなり濃厚200% 出版社営業マン
@番線印押してね
A語りたがり屋
Bそれでも営業マン??
第6章 本屋から見たあのベストセラー
1.「すべては仕掛けられた物語」神々の指紋
2.「店内での入力おやめ下さい!」ケータイ着メロドレミブック・その他着メロ本
3.「日本全国で企業研修がなぜか増加?」チーズはどこへ消えた?
4.「柳の下にドジョウはいったい何匹?」世界がもし100人の村だったら
5.「売上もファンタジー」ハリー・ポッターと炎のゴブレット
第7章 書店員の哀しき習性
1.ヨソの書店で「いらっしゃいませ〜……」
2.火曜日がコワイ……
3.テロも戦争も仕事のネタ
第8章 書店用語の基礎知識 天使と悪魔編
1.出版業界編
2.書店実務編
3.雑誌編
4.ベストセラー編
あとがき〜それでもやっぱり書店は愉し
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