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『職業外伝 すたれゆく職業人たちの人物ルポ』 |
ペンネーム |
MA |
寸 評 |
ヘビ屋、指物師、彫師、テキ屋、チンドン屋――。怪しすぎて、ゾクゾクしてくる。
私自身、「昭和の記憶」というNPOを運営しており、以前から、「失われた職業」というテーマを扱ってみたいとも考えていたため、強い関心と共感を覚えた。
企画書の構成もしっかりしており、意気込みが強く表れている。私は、実現するかどうかという尺度で審査しているので、この企画書は強く響く。22世紀に残る作品に仕上げたい。
【池】 |
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『トリノ 街めぐり手帖』 |
ペンネーム |
KK |
アドバイス |
2006年冬季オリンピックまであと、3年だが、この手の企画は、各版元が水面下で企画していることはいうまでもない。そうなると、あとは、差別化である。サブタイトルの「裏通りをぶらりと抜けるように 街を知る 旅をする」は、なかなか頭に残るコピーだが、タイトルの「トリノ 街めぐり手帖」は、今ひとつ訴求力に欠けている。希望出版社も、トラベルジャーナルや、東京書籍など、かなり業界版元に詳しいセレクションである。
ロングセラーというよりも、冬季オリンピック前後に盛り上がり、各書店でフェアが開催され、オリンピックが終わると、一般的には棚に移動したり返品されたり、となることが想像される。
トリノという場所が、ローマやミラノ、フィレンツェなどと比べるとマイナ―な点も気になるところである。
編集者や読者に、読ませる+αがあると、PASSできると思う。企画者の略歴を見ると、かなりトリノ通なので、タイトルや+αも含めて、もっと焦点を絞って練れば、K点を越えられるのではないか。 【沢】 |
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